2020年2月19日(水)に、かねてから東みよし町でのハラール牛肉を使ったぎょうざ製造工場での進出をご検討いただいておりました一般社団法人日本ハラール認定推進機構の加藤様が東みよし町に視察訪問されました。
加藤様は2019年1月に開催しました現地マッチングツアーイベントにご参加いただいた際に、株式会社にし阿波ビーフ様とのビジネス連携協議をきっかけに、ハラール牛肉を使った商品製造と国内外への出荷機能を持たせた工場を、現在は使われていない町有施設に進出させたいとご検討いただいたことから構想がスタートしました。
この度の視察訪問では、ハラール牛肉の仕入れ先となる株式会社にし阿波ビーフ様との面会、スタッフさんの居住用物件の視察や町有施設借り入れのための役場との具体的な協議などが行われました。
【にし阿波ビーフ様との面会】
ハラール牛肉ぎょうざの原料となる牛肉の仕入れにあたって、株式会社にし阿波ビーフの谷藤様と条件などの打ち合わせが行われました。
(にし阿波ビーフ様についてはこちらをご参照ください)
https://workplus-yto.com/renkei//company/285/
東みよしから国内外に向けて発信される新しい特産品を誕生させようと、前向きかつワクワクした空気感の中で話は進んでいきました。
また、日本ハラール認定推進機構様がこれから国内で展開されていく他事業においても、にし阿波ビーフ様のハラール牛肉を使用していくことなど多岐に渡る連携の可能性についても話し合われ、今後ますますのビジネス拡大を感じさせる充実した面会となりました。
【スタッフさんの居住用物件の視察】
これから東みよし町にぎょうざ工場を作るにあたり、日本ハラール認定推進機構様から派遣されるスタッフさんたちの居住用物件を探す住居視察会が行われました。
現地雇用だけでなく自社の管理職スタッフやインドネシアからの労働者の東みよしへの派遣を計画されているとのことで、ぜひ東みよしで空き家になっている物件から探していきたいとご要望をいただき、町内の空き家物件を見て回っていくこととなりました。
事前にいくつかピックアップされた空き家を視察していきましたが、東みよし町には「こんなに大きな家にこの家賃で住めるの?!」と思うほど安価で立派な邸宅が点在していました。
「自然豊かな場所で大きな一軒家に住みながらスローライフをしてみたい」などと地方移住を検討されている方は一度東みよし町で探されてみるのもいいかもしれません。
【町有施設借り入れのための協議】
町有施設でのぎょうざ工場をスタートさせるにあたり、施設を管理している管財課との協議を実施しました。
契約についての説明や施設設備の細かな質疑応答なども行われ、具体的に工場進出の実現に近づいていることを感じられました。
【工場予定地の視察(設備チェック)】
役場で協議していると、設備面で気になる点が出てきて「やはり現場でもう一度確認してみよう」ということになり、施設現地まで行くことに。
加藤様は以前にも一度視察いただいていますので二回目の訪問になります。
現場で厨房機器や水道設備などの一つ一つを入念にチェックしていき、特に問題もなかったとのことで、これからはいよいよ工場進出に向けて始動させていくこととなりました。
【おわりに】
「東みよし町が誇る独自性の高いビジネスリソースと、都市部企業が持つ洗練されたノウハウを掛け合わせることで、双方に利益のある形でタッグを組んでいただき東みよしに新たな産業をもたらせていく。」
このことは私たちがプロジェクト発足時から理想としてきたビジネス連携の形であります。
日本ハラール認定推進機構様にはプロジェクトの理念をご理解いただき、地元企業様との連携のもと、新たな東みよし町ならではの「ものづくり」がまさに理想に描いたような形から生まれようとしています。
これから日本ハラール認定推進機構様が起点となられ、毎日たくさんのスタッフや業者さんたちが携わりながら、オリジナルのハラール牛肉ぎょうざがまた一つ地元の特産品として東みよし町を彩っていくことに期待が膨らむような視察会となりました。