徳島県の情報通信インフラと東みよし町へのアクセスについて

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近年、多様な働き方を促進する働き方改革が進められ、地方に目を向ける企業が多くなりました。

サテライトオフィスやテレワークに欠かせないのは何と言ってもネット環境とアクセスの良さ。

ここではサテライトオフィス開設数全国No.1を誇る徳島県(64社、北海道同数1位)の情報通信インフラと、現在ものづくり企業との連携をメインとしてサテライト誘致に取り組んでいる東みよし町の特徴、そして東みよし町へのアクセスについてご紹介します。

徳島県は全国トップクラス?情報通信インフラの整備状態とは

では最初に徳島県の情報通信インフラについてご紹介します。

徳島県の情報ネットワークの整備について

徳島県では、県下全域に「光ファイバー」が普及しており、 CATV網の世帯普及率は7年連続で全国で1位となっています。(平成30年3月現在)

引用:徳島県企業誘致ガイド

徳島県はこれまで近畿など県外から電波を拾っていました。

しかし、アナログ放送から地上デジタル放送への切り替えに伴い、配信エリアが厳格になってしまうため、解決策として全県CATV網構想を打ち出したのです。

その結果、現在では山間部にも届くブロードバンド基盤が整備されています。

サテライトオフィスプロジェクト

徳島県と東京のICT会社が主体となり、 「とくしま集落再生プロジェクト」の一環として、古民家等を活用して、 首都圏企業のサテライトオフィスを県内の過疎地域に試験的に開設し、 東京とのテレビ会議のほか、 集落の情報をフェイスブック等のソーシャルメディアにより 情報発信するなどの実証実験を行いました。

その結果、ブロードバンド環境が県下隅々まで整備されているため、 徳島県のほぼ全域で通常どおり、仕事ができることが確認され、 現在62社が進出(神山町16社、美波町17社、阿南市1社、三好市7社、徳島市4社、牟岐町1社、海陽町13社、鳴門市1社、美馬市8社、那賀町2社、佐那河内村1社、上勝町1社)しています。

引用:徳島県企業誘致ガイド

また、徳島県は2017年にお試しサテライトオフィスモデルとして総務省のサテライトオフィス誘致支援団体(全国で18自治体)に採択されています。

上記、徳島県企業誘致ガイドに掲載されている通り、サテライトオフィスプロジェクトとして実証実験を行い、県下ほぼ全域で安定したインターネット環境を作り出すことが可能となっていることが証明されています。

そのため、情報通信を扱う企業様は問題なく業務を行えると言えるでしょう。

また、冒頭でも触れた通り、徳島県は全国でもトップクラスを誇るインターネット環境が整っているため、サテライトオフィス開設企業からの評価も極めて高くなっています。

進出した各サテライトオフィスの情報については「Tokushima Working styles」をご覧ください。

こちらの記事でも地域ごとにご紹介していますので、参考にしてください。

サテライトオフィスとは?全国屈指の通信環境を誇る徳島県の現状紹介

ものづくり企業が集まる東みよし町について

現在、徳島県では東みよし町を含む「にし阿波地域」にてサテライトオフィスの誘致を積極的に取り組んでいます。

おためしサテライトオフィスをはじめ、地域活性に向けた設備整備や企業のマッチングなどの連携事業も進めています。

では今回ご紹介する東みよし町についてご説明していきます。

東みよし町ってどんなところ?

居住環境

東みよし町は、人口14,488人(H30.12.1)、世帯数6,295世帯(H30.12.1)、高齢化率32.6%(H27国勢調査)となっており、合計特殊出生率1.72(H20~24)においては徳島県1位、四国でも2位と住みやすい町として選ばれています。

内科、小児科、眼科、整形外科、歯科などの各種病院もそろっており、安心して暮らせる医療体制が整っています。

また、地域との連携を蜜にするコミュニティスクールやICTを活用した授業も積極的に行っていることもあり、充実した教育環境を提供することが可能です。

仕事環境

東みよし町は商業の中心でもあるため、第3次産業総生産比率は県内1位となっています。

また、にし阿波地域が取り組む「にし阿波傾斜地農耕システム」が世界農業遺産に認定されております。

東みよし町へのアクセス方法

東みよし町は県西部に位置しますが、様々な方法でのアクセスが可能となっています。

JR・新幹線

出典:東みよし町

新幹線をご利用の方は、岡山駅で降車ください。

本州・岡山方面からは、特急「南風」にご乗車いただき、「阿波池田駅」で下車、徳島線に乗り換えて東みよし町の最寄「阿波加茂駅」で降車いただきます。

時間は2時間~2時間半程度で、岡山から東みよし町まで移動が可能です。

松山方面からは、「多度津駅」で乗り換えていただき土讃線で「阿波池田駅」で降車、乗り換えて東みよし町の最寄「阿波加茂駅」で降車いただきます。

時間は3時間半程度で松山から東みよし町まで移動が可能です。

徳島方面からは、「阿波加茂駅」まで1時間~1時間半程度で移動が可能です。

また本数は限られていますが、東みよし町にある「阿波加茂駅」は特急停車駅となっているので移動時間を削減することができるのもポイントとなっています。

バス

出典:東みよし町

神戸・大阪方面から東みよし町のバス停まで直通で移動できる便が出ています。

神戸からは約3時間、大阪からは約3時間半で移動が可能です。
もしくは、各地域から徳島までバスにご乗車いただき、徳島駅からJRにて移動が可能です。

徳島駅から阿波加茂駅までは1時間~1時間半程度で移動が可能です。

バスの情報は以下からご確認ください。

四国交通高速バス

飛行機

羽田空港から徳島阿波おどり空港まで、約1時間15分。

阿波踊り空港からシャトルバスで徳島駅まで移動し、JRで阿波加茂駅まで移動が可能です。

先ほどもご紹介しましたが、徳島駅から阿波加茂駅までは1時間~1時間半程度で移動が可能です。

もしくは、空港からレンタカーでの移動も可能となっています。

また、羽田空港から高松空港のご利用も可能です。

東みよし町までの時間は約1時間10分となっています。

各空港の情報は以下からご確認ください。

徳島阿波踊り空港はこちら

高松空港はこちら

高速道路

出典:東みよし町

神戸・大阪方面からは、「板野IC」から「藍住IC」経由で「美馬IC」まで。

広島・岡山方面からは、「善通寺IC」からR32へ。

松山からは「井川池田IC」をご利用ください。

吉野川SAはETCご利用の場合のみご利用いただけますのでご注意ください。

このように、関東から2時間~3時間程度で移動が可能であり、関東・関西圏をはじめ各方面へのアクセスも比較的取りやすい地域に位置しているのが東みよし町です。

環境の整っている東みよし町での連携やサテライト進出を検討するチャンスに

東みよし町では、独自の技術を持つものづくり事業者様をはじめ、豊富な資源を活用した地方での連携ビジネスの創出、地方での仕事の可能性を拡げ、中長期的な地方創生を目指しています。

自然豊かな環境と最先端情報インフラ、そしてアクセス面でも比較的便利な地域に位置しているため、東みよし町はビジネスを展開するのに適した地域と言えます。

まずはお試し勤務や現地視察などで現地に訪れていただき、東みよし町の資源に触れてみてはいかがでしょうか。

ぜひ地方進出や移住に興味のある方、ものづくり事業者との連携等ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

サテライトオフィスとは?全国屈指の通信環境を誇る徳島県の現状紹介